H24 Q16, p. 537
水力発電のキャビテーションの防止対策について
まず、「キャビテーション」ってイメージ浮かびますか?
私が過去問で最初に この言葉を見た時に 思い浮かんだのは。。
「虫歯」です。
虫歯 って 英語でキャビティ Cavity なので。。。
そして、そのイメージは そう悪くもなくて
水車の羽に 穴があかないように の防止対策ね って考えています。
そして問題の選択肢は
- 水車の比速度を大きくする
- 吸出し高さを余り高くしない
- ランナ羽根の表面を平滑に仕上げる
- 水車を過度の部分負荷で運転しない
なので。。。
選択肢 3, 4 は抵抗が少なくなりそうなので良さそうですよね。
では 選択肢 2 の「吸出し高さ」ってどこ?
水力発電所の仕組み(衝動水車と反動水車) | 基礎からわかる電気技術者の知識と資格
なるほど~ こんなの あったあった!
反動水車 特有の部分だったんですね。
フランシス水車とかね、カタツムリ状のやつだ
あのタイプの 羽根を通った後の 下の部分か
で放水面まで管を繋いで。。水を充満して負圧を利用する。。
うわっ 頭いいですね!
そして、選択肢 1の 「比速度を大きくする」
【水力発電】比速度の定義とその必要性を学ぶ【電験完全攻略】 - 電験合格からやりたい仕事に就く
簡単に言うと 「回転速度」ですね。
(*後日、この引用させていただいたブログの作者さまから、ご連絡いただきました。桜庭さんと言う方で、電験のブログ書かれてる素敵な方でした。 電験の勉強で、計算分からない時にリアルにご相談させてください!)
同じ電力を生み出すのに、羽根のサイズが大きければ少ない回転で済むし、
逆に羽根が小さければ沢山回転しないといけない。
そんな 比率 のようです。
水車の限界近くの比速度とかにしてたら、装置に悪そうですよね。
なので、 正解は 1 でした