H27 Q43, p.343
光ファイバーの問題です。
前にも書いたように、得意だと思ったんですが。。
知らない事だらけです。
以前の「光ファイバ」記事はこちら ↓
ブログ 78 フルネル反射? 踏み入れてはいけない領域かも。。 - 1級電気工事施工管理合格への道 tetsuya工学ブログ
さて今回の問題を見てみましょう!
光ファイバケーブルに関する記述として、不適当なものはどれか。
- クラッドは、コアより屈折率が低い。
- 光信号は、コアの中を反射しながら伝搬する。
- マルチモードは、シングルモードと比べてコア径が大きい。
- マルチモードは、シングルモードと比べて長距離伝送に適している。
1,2はいいですよね、光信号はコアの高屈折の中を反射して伝わる。
3,4はマルチモードとシングルモードの差ですね。マルチモードの方がコア径が大きい、は良いかな。 長距離伝送はシングルモードの方が向いているはずですね。
なので、この問題の答えは 4番。
難しくない問題ですが、私が気になったのは伝送距離の差。
- マルチモード:ステップインデックス形(SI形)500m程度
マルチモード:グレーテッドインデックス形(GI形)2km程度
シングルモード:長距離伝送(20~60km)超高速伝送が可能
こんなに性能の差があったんですね。知りませんでした。
これを知っていたら、FTTHはシングルモード
データセンターとかの光はマルチモードになるのかな、って判断できますね。