ブログ 195 実地試験のコツ③ 問3ネットワーク計算

おはようございます。

一級電気工事施工管理技術検定 実地試験まであと3日ですね。

いよいよ大詰めです。

皆さん、気を緩めずにそして焦らずに準備に取り組んで行きましょう。

 

本日のお題は、問3のネットワーク計算

実は今日、私は既に2問解いて見たのですが… 一問、引っかかりました。

ここで点数取れないと、キビシイので、改めて学習していきましょう。

 

⚫ この問題の配点は 16点

⚫ 16点の中に、小問が2問ありますので8点ずつです。

⚫ 最初の小問1つ目は、クリティカルパスを求める計算で、所要工期を出します。

⚫ 所要工期の求め方は、参考書とかにあるように、イベント○と、矢印→で構築して、作業名と必要な工期を書き出して図を作っていきます。

⚫ ↑のやり方はYou Tubeとかで、「ネットワーク計算のやり方」とか「クリティカルパスの求め方」とかのキーワードで検索すると、動画説明が得られると思います。

 

このクリティカルパスの計算=所要工期は絶対に点数が取りたいところです。

そして… 今回、私が伝えたいことは

 

次の3つのキーワードの理解度を上げてください。

⚫ 最早開始時刻

⚫ 最遅完了時刻

⚫ フリーフロート

 

ネットワーク計算の小問の2つ目は、大体このいずれかを求めよとなっています。

3つともに、連動した考えなのですが…

理解度が薄いと、私のように引っ掛かります。😅

 

少し解説しますと…

 

⚫ フリーフロートは…

並行作業が出てきた時に、クリティカルパス以外の作業でどれだけの日数の余裕がありますか? 

(例)C作業を始める条件として、A作業、B作業が終了してないと開始できない。Aが3日、Bが5日の所要日数であるとき、

Aに5−3=2日間の余裕がある。

この2日間をA作業のフリーフロートと言う。

 

⚫ 最早開始時刻とは…

作業が開始できる最も早い日。

上の例を利用すると、A作業B作業の開始時刻を0日とすると、両方が終了したときにCを開始できるので、

C作業の最早開始時刻は…B作業が終わった後の5日目となる

 

⚫ 最遅完了時刻とは…

遅くても、この日までに終了してなくてはいけない日。

上の例ですとA作業の所要日数は3日ですが、B作業が所要日数5日間と長いので、それに合わせて、遅くてもこの日までに…という日は5日目となります。

 

まとめ

 

とても簡単に説明しただけですので、試験前には実際に問題を幾つか解いて練習して下さい。

ネットワークの図をしっかりかけないと、意味が分かっていても正答に繋がりにくいですし。自分が納得するまで練習して本番に望んで下さい😌

 

それでは、皆さんの健闘を祈ってます!


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