おはようございます。
今回のお題は…
私の思う…
「電気業界/建設業界のユニークな外来語」
この業界にいる多数の方々は、無意識に使ってる発音や単語だったりすると思うのですが…
英語の話者である私には
なにそれ! と驚きがありました
そんなのを、いくつかご紹介します。
1、「テー」
一番シンプルな言葉かもしれませんが…気になる単語です。
これは… ローマ字の「T」です。
関東圏の電気屋さんならほぼ確実に「T」の事を「テー」と言います。江戸弁??とかじゃ無くて、業界用語なんだと思いますが…慣れないと違和感あります。
ちょっと誇張してる感も有りますが、「テージロ」とか「テーシャツ」とか「エヌテーテー」ってな感じになります。
2、「デー」
1番目の続きですが、これはアルファベットの「D」。「デーエヌエー」とか「任天堂デーエス」とかになるんです。「D1」って言う規格の商品が有るのですが、「デーワン」です、「ディーワン」なんて言ったら細い目で見られます… 因みに「D2」は「デーツー」でホームセンターです。
3、「パイ」
「10パイ」とか数字を前に置いて言ったりして使います。この意味は「直径10mmの円」
自動認識されて…「10杯」とかに漢字変換されてます。
後で見た時に、何のメモだっけ?ラーメン?牛丼?てな感じです。因みに…π(パイ)は円周率で3.14... 似た発音のギリシャ文字…φ(ファイ)の文字が○に直線一本で直径を表してるのに似てるから?10mmの直径の円を「10ファイ」と表現し、そのうちπとφがごっちゃになってパイと呼ぶ…語源のようです。(諸説あるようですが…)
4、「スケ」
電気屋さんがよく「ニスケ」「ハチスケ」とか言います。
人の名前?江戸時代の次男坊と八男坊かね?
とか思ったりしますが…
おいおい、松坂さん…スケはスケでも
電気工事のスケは助でも大輔でも、
ないんやで…
(ハチスケでもナインやで…😁)
「スケ」= square = 2乗
つまり ㎡ =「スケ」…平面積の事で…
例えば、円だと…πr² = パイアール2乗…ですが、「πrスケ」とかで
「ニスケ」= 2mm²ってな感じ
皆、他の人がそう呼ぶから同じように呼んでるだけでしょうが…
英語話者はローマ字語の語源を気にしちゃうんです。因みに英語ですと 「2 square millimeter」でやんす。
追記ですが… スケは平面積でして…
電気屋さん達は、電線の芯の太さ(銅線だったら銅の太さを平面積で表します)
でも、こんな事を考えてる人は稀でやんす
5、「ジスコン」
今日のテーマで話したかったのは実はコレでして… 私、この単語を聞くたびに、なんだそれ?って、クエスチョンマークを付けてました。
ジスと言えばJISマークJapan Industrial Standards 和名∶日本工業規格
コンと言えば… キツネ?
だと思ってましたが… このジスコンは違いました!
これは…
Disconnector でした
江戸弁な方がネイティブの発音を聞き取って、このカタカナにしたのかもしれません…そして確かにネイティブが発音するとカタカナの「デ」とも「ジ」とも聞こえるかもしれません…
そして日本語は「~コン」って言葉が好きですよね。
パソコン、ファミコン、結婚、離婚、マザコン、ファザコン、シスコン、大根…
それが言いたかった?だけ…みたいな感じですが…
電気業界のユニークな外来語でした
話のネタは沢山あるけど、時間が無い…
なんつて…
また近々違うネタでお会いしましょう😉