ブログ 122 鉄筋コンクリート構造 の重心と剛心

H24 Q55, p.565

 

久々に建築系の話をします。

最近は建築系の話をしてなかったのは多分

私が、この分野での理解度が上がって躓かなくなってきたからかも知れませんね。

そんな私ですが。。今回、気になる言葉を発見しちゃいました

「剛心」 ごうしん って読むようです。

<Q55>  建築物における鉄筋コンクリート構造に関する記述として、最も不適当なものはどれか。

  1. コンクリートは、圧縮力に対しては強いが引張力には弱い。
  2. コンクリートへの定着効果を高める為に、鉄筋末端を折り曲げる。
  3. 柱の帯筋は、せん断補強のほかに主筋の座屈防止に役立つ。
  4. 耐力壁は、建物の重心と剛心とが出来るだけ離れるように配置する。

今までも 鉄筋の問題についてのブログは書いてませんね。

そんなに難しい問題が出ないので、解説読んで自己解決してきてるのかも知れません。

今回の問題ですが。。。

消去法で 1.2.3は問題なさそうなんです。

 

幾つか「鉄筋コンクリート造」の紹介のリンク付けますね

うん、上記の2つのサイトで殆どカバーしてると思います。

 

で答えは4で決まりなのですが。。気になる用語 「剛心」とはいったい。。

 

剛心:建物が持っている強さの中心点。 (参照:上記のサイト)

さらに、重心と剛心の関係をこちらのリンクで解説しています。
重心と剛心のずれが大きいと地震が起きた時の被害が大きくなるようです。
それの比率を偏心率と言うようで、この比率が大きいと地震が起きて重心に対し力を加えた時に、建物の強さの中心は剛心で受け止めるので2点間の力の差で部材が変形したり捻じれたりするようです。 今回の問題ですと、選択肢4の耐力壁に影響があるかもしれませんね。
 
以上です。 建築の話も面白いですよね。 以前書いた、私の建築系の記事のリンクを下に乗せますので、良かったら続けて読んでください ♪