ブログ206 比熱が大きい とは。。

また 「比~」についてです。

「比」って付くときは、何かと比べている。。。

って少し前のブログで大体分かってきたのですが。

 

今度は「比熱」

 

ここで私の仮説としての考え方は。。

  • 何かの物質が、何かを基準とした時に熱が伝わりやすい

 

ちなみに、今回のこの疑問に至るきっかけになった問題は

Q 変圧器に使用する絶縁油に必要な性状として、誤っているのはどれか?
  • 比熱が大きい事

これって。。どうなんだろう。。でネット検索しました。

 

1-1.“なぜ”冷却に水を利用するのか | 株式会社アピステ|冷却・防塵・放熱など熱対策ならアピステ

 

↑ こちらのサイトが分かり易そうです。

 

まとめると。。

空気を1として基準とすると

水は4.18

 

つまり水の比熱は大きい → 温めにくく、冷めにくい

空気は比熱が小さく → 温めやすく、冷めやすい

 

そしてこれは、水 1リットル(1kg)を1℃上げるのに

空気は 4.18 (kg) 必要と言う事

 

こちらの単位は 重量なので。。空気の 4.18 (kg)を体積にすると

水:1L
空気:3436L(3.5m3)

こんな質量になってしまうそうです。

 

おさらい

つまり、電験の問題に戻ると。。

絶縁油に適しているのは、温まりやすいと例えばトランスが簡単に高熱になってしまったりして危険なので。。

比熱が大きい事は重要な特徴であると言える。

 

コイルで熱持ってしまいますからね。

パソコンとかでもそうですけど、熱持って熱くなったらパフォーマンスも下がりますし、高熱で危ないし、シーリングのパッキンとか溶け出して油漏れたりしそうですね。

 

今回は比熱の話でした。 冒頭の私の予想は大体当たりましたね。比べる相手は空気でした(^^♪