ブログ246 直流チョッパのまとめ

知識の整理整頓①

ひとつ前のブログ245で話をした

「直流チョッパ」の話です。

 

直流の電圧を昇降圧するパワエレの話です。

👇

昇圧と降圧と昇降圧の回路で3種類あります

 

では

昇圧チョッパ の話から

昇圧チョッパ

降圧チョッパ

どれだけの電圧に変化するかの計算式です。

で、この計算式の使い方の例です。

昇圧、降圧チョッパの計算例

Ton と Toff の割合でどれだけ入力電圧が変化するかの計算式です。

例を1,2と自分で作成してみた後に

例えば1/10の電圧に降圧したければ...Ton : Tall の割合を1:10にする。

もちろんTon : Toff の割合は 1:9 になります。

 

例えば逆に10倍にしたければ...Toff : Tall の割合を 1:10に

こちらは Toff : Ton の割合は 1:9 になります。

 

そのときの回路図はこんな感じ

降圧回路

昇圧回路

そして一つの回路で昇圧も降圧もできる、昇降圧チョッパ回路です。

こちらの計算式もまた少し違うので注意です。

昇降圧チョッパ

そして、これら3つの回路を比べてみると、こんな違いが見えてきました。

回路図比べ

Ton と Toff の時の電流の変化を矢印にしてみたのですが、

これ、わかり易いと思いません?

降圧はエリアが小さくなる

昇圧はエリアが大きくなる

昇降は左から右へ変わる

 

電圧の変化と似ています。

スイッチング前後の回路の動きが判断できるのであれば、問題で出てきたときに

3つのうちの どの回路なのかが即座に判断できます。

あとは 係数がTon/Tall なのか、Tall/Toffなのか、Ton/Toffなのかを当てはめて

入力に掛ければ、出力が回答できます。

 

なんか。。。このブログで初めて役に立つ情報を発信してるかも。。

ちなみに、Ton/Tall が「通流率」ですね。

a とか d の表記で参考書で書いてあります。

参考書では (1-a) とかの表記で Toff/Tall が表現できて、それを逆数にして昇圧の公式の表現したりしています。

この辺の公式も、練習しないと理解に至らないですよね~

自分の脳内が整理整頓できなくなってしまうのは、こういう頭の良い人たちの計算式を理解できずに問題文よみながら混乱しまくってしまうからでしょう。。。

気付くと、机の上で鼻風船ふくらんで記憶ぶっ飛んでますので

自分でも驚きます。。( ´艸`)