毎日たくさんの発見があるんですけど。。
また、出会っちゃいました。 自分の認識外の計算ルールに。。
今回の話は 「位相のずれ」 についてです。
<H24 Q16> 三相交流回路の問題
I = E/Z = 200∠0 / 30∠π/6 ----①
I ≒ 6.67∠-π/6 -----②
(問題集の解説より)
ここで私が オオ!! って驚いたのが。。
①で Zが∠π/6 進み位相なのに
②だと Iが∠-π/6 遅れ位相になる事です。
もともと Z=5√3+j5 だったので
j5 = インダクタンスなので、Vが先行して、Iが遅れるの
I が ∠-π/6 で良さそうですが。。
こういうの、あまり説明しているところないんですよ。
こちらのリンクが分かりやすいかな。
これを考えてると、今まで不思議に思っていたことが少し理解できます。
例えば、インダクタンスのベクトル図でも時々、上向きの三角形だったり、時々下向きだったりして。。。謎だったんです。
もしかしたら、
- 合成抵抗の話をしていたら インダクタンスでは上向き
- 電流や電力の話をしていたら下向き
だったんだ。。。たぶん。。。
今まで見えてなかったことが見えてしまった。。
Cのコンデンサの回路では三角形が逆になる
- 合成抵抗の話なら下向き
- 電流や電力の話をしていたら上向き
♪ そっか。。 やっぱり毎日勉強していると見えてくるものがあるなぁ~
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つづき。。
次の日に気付いた事。。
j の虚数の計算だったので 割り算するときに 「-j」を分母分子にかけるので、計算上でも位相がマイナスになる。 これで当たってそうですよね、先生 ♪