ブログ282 需要率・負荷率・不当率の話、ふたたび

去年もこのタイトルで話をしたのですが、

時が経って忘れてます。

法規のここれへんの問題は用語が難しいんです。

  ※ 需要率=なんたら

なんて問題に※が書いてあれば、皆が正解できるんですけど…

 

前回書いたリンクは最後に乗せるとして、今回の嚙み砕いたものを説明します。

要点は3つ

  • 需要率
  • 負荷率
  • 不当率

どれも、率ですので%です。 100%があっての何%か。

 

需要率は =最大需要電力/全設備

      例えば 100KVAの変圧器を、30KVAしか使ってなかったら 30%

       必要情報は 全容量 と 最大値

 

負荷率は =平均需要電力/最大需要電力

      最大需要電力が30KVAだった時に24時間の平均値が15KVAだったら50%

       必要情報は 平均値 と 最大/全容量

 

不当率は =複数の需要家の最大需要電力の合計/合成最大需要電力(実際の最大値)

      30kVA + 40kVA + 50kVA / 100kVA = 1.2 とかになる

      ピークの時間が異なるなどで実際量は合計値より下になる

      必要情報は 複数の最大需要電力 と 実際の数値

 

以前の私のブログはこちら

 

 

そして、参考にさせていただいたリンクはこちら

需要率、不等率、負荷率とその活用(電験過去問付) | 音声付き電気技術解説講座 | 公益社団法人 日本電気技術者協会

 

まとめ

  • 需要率 =最大値/器
  • 負荷率 =平均値/最大値  → 平均をとるため、ある程度の時間が必要
  • 不当率 =複数の対象/実数値  → 100%以上になる、複数の対象が必要

 

以上になります。

前回よりも情報の整理ができました。